色々やってみたことを紹介します。

カテゴリー: 交通事故被害者の慰謝料

交通事故の通院は自分の保険でも補償金が出る

交通事故で、自分の自動車保険や自転車保険のほか、
その他の生命保険や共済保険にももしかしたら
弁護士特約があるかもしれないとのことで、
私が入っている保険全部に聞いてみましたが、
残念ながら、どれにも付いていませんでした。

ただし、生命保険と県民共済保険には、障害保険が
付いていて、通院の場合、申請すれば90日までは
給付が出るとのことがわかりました。

また、もし障害が残れば、それに対しても
給付がされるとのことでした。

聞いて見なければそのままだったので、
聞いてよかった~。

障害保険は1日3,000円x90日=270,000円
共済保険は1日1,000円x90日=90,000円
合計360,000円損するところでした。

交通事故での障害申請に必要な書類

交通事故は自賠責の慰謝料プラス、もし障害が
認定されたら、認定によって示談金が足されます。

その場合に必要な障害認定を得るためには、
自賠責事務所に以下の書類を送らなければなりません。

時間があれば自分でもできます。

弁護士にやってもらえば早くて、高い障害レベルを
貰える場合もありますが、これにも別費用がかかります。
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障害が残りそうなら早いうちから書類を集めておきましょう。

交通事故の慰謝料の件

6ヶ月も苦しんで、まだ通院が続きそうなのに
相手の保険会社からストップされたのなら
慰謝料でカバーするしかないですよね!

そこで慰謝料をどれだけ多くもらうかを
考えることにしました。

まず、保険会社はなるべく少なくするように
考えるので、支払いのストップの話が
出たら、そのままOKせずに弁護士に相談
することも考えました。

下の図は額関節症の障害レベルです。
慰謝料

自分で考えても12以上にはなると思います。

そこで12と考えた時の慰謝料や弁護士に
頼んだときの、慰謝料、弁護士費用などを
考えてみました。
慰謝料

自賠責の場合は93万円です。
弁護士にお願いした場合は290万円です。

もうひとつ逸失利益というのがあるそうで、
これは以下のように計算されます。

前年の収入x労働能力逸失率(14%)xライプニッツ係数(8.863)

前年収入を500万円とすると、

500万 x14% x8.863=620万円となります。

上の慰謝料と合計すると910万円です。

さて、問題はここから弁護士費用が引かれるわけで
その金額がいくらかということです。
アディーレ法律事務所の場合で見てみました。
成功報酬は20万円+受領金額の10%です。
ということは、20万円+91万円=111万円
これを910万円から引くと799万円です。

ちなみに自賠責慰謝料は93万円ですから、
お願いしたほうが得ですね。

今のところは、取らぬ狸の・・・ですから、
次に保険会社から連絡があった時にどうするか
決めることにします。

後1ヶ月あるので、障害認定に必要な書類を
集めておきます。

因みに、まだ補償が貰える方法を見つけました

交通事故の被害者になったら

交通事故に遭いました。

ある夕方、会社帰りに地下鉄駅の近くにあるジムに寄って、
自転車を取って郵便局に向かう途中、
青信号で横断歩道を渡っていたら、左から黒い車が
ぶつかって来ました。

私は、そのまま倒れて気を失ってしまったので、
どういう状況下は後で警察から聞いてわかりました。

救急車で病院に運ばれて、手や足や身体のレントゲン
そして頭のCTを撮った結果、以上がないので
左半身の打撲と頭部打撲による脳震盪ということでした。

左側の手や足にはアザが沢山できていて、

左顔面がひどくはれて痛く口を開けたり、物をかんだりするのが辛い由を医者にはつげました。
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また、膝も強く打っていたので、数日間は会社に
行けず安静にしていました。

その間も、杖をつきながら、警察(近いので)行き、
調書をとられ、現場検証をさせられました。

その時は、相手に対してどのような処置を望ますか?
と聞かれ①一番軽いモノ②法律に沿ったもの③一番厳しいものということでしたので、わたしは②の法律に沿って処理をお願いしました。

余談ですが、後で、分かったのですが、加害者は韓国の方で、
貿易投資振興公社の館長ということでした。

私は決して韓国に対して敵意を持っていません。それどころか
テレビはほとんど韓国ドラマ、韓国語も習ったし、韓国にも
毎年行くぐらい韓国好きなんです。
でも、この人に関しては、一度たりとも謝りもなく、
連絡もありません。こちらは未だに痛みに耐えているのに
何事も無かったように暮らしているのか(もちろん免停
にはなったでしょうが)と思うと、日本に対して韓国人が
やっていることと矛盾しているようで、納得がいきませんが。

それから運ばれた病院からは整形外科と口腔外科のある
歯科医に紹介状を書いていただきましたが、

歯科医のHPには口腔外科とかいてあるものの
いざ行ってってみると、「うちではできない」との
ことで、そこからまた歯科学部のある大学病院に
紹介状を書いてもらいました。

整形外科には行ったものの、首に注射をし、牽引を
して薬をくれましたが、平日は5時までなので
頻繁に通うと会社を遅刻、早退することになるので、
なじみのある整骨院に通っていました。

この時はまだ加害者の保険会社からも加害者からも
連絡はありませんでした。

一週間ほどして、加害者の保険会社から連絡があり、
体の状態を聞かれ、毎日首が肩にめり込むように
痛いので整骨院に通っていると言うと、整骨院の
治療費は出ないと言い出しました。

私は、何の落ち度も無い私がこのような目にあって、
一週間たっても加害者から何の連絡もなく(ちなみに
5ヶ月たってもありませんが・・・)
費用を払えないとはどういうことだ!
「毎日会社へ遅刻していけというのか、それともただ
耐えろというのか」と言っていると、だんだん
悔しさと憎しみが増して、「お前が今すぐ変われ」
「私は痛くてたまらないんだ!」と泣きながら
叫んでいました。

保険会社の担当者は困ったようで「それでは○○様の
健康が一番ですので整骨院に通ってください。」と言われました。

「な-んだ、強く出ればOKなんだ」と思いました。

結局、痛み止めの薬だけはスケジュールが空いている
土曜日の午前中に整形外科にもらいに行って、あとは
交通事故後の処置にも慣れている整骨院に通っています。

もうひとつは、たらいまわしにされた顎の関節についてですが、
大学病院からMRI専門の機関に行くように言われ、
顎全体を撮ってもらって、やっと額関節の骨が折れて
口を開くときに使う皿と言われる部分がバラバラになって
しまっていることがわかりました。

先生によると、今は炎症が起きていて、この炎症がおさまるの
には時間がかかるということで、毎日カロナールを食後3回
飲んでいます。

本来はボルタレンのような強い薬が良いのですが、私には腎臓に
持病があるため、腎臓にやさしいカロナールを処方されました。

保険会社は、治療費が出るのは6ヶ月までで、あとは
保険会社から「治療費はこれ以上出せない、症状固定してほしい」
と言われることがあります。

私も、そろそろ保険会社の担当者がそんな雰囲気をかもし
出してきました。

なぜなら、治療費や入通院慰謝料(入院や通院によって
生じる精神的損害に対して支払われる賠償金)は、
症状固定までの期間を基礎に算定されるため、
早く症状固定してくれると、その分損失が小さくなって
都合が良いからです。

さて、慰謝料に関してですが、
通常自賠責の場合6ヶ月分の日にち=180日と
実際に通院した日にち、(たとえば50日とすると
50x2=100)の小さい方に対して4,200円を
掛けることになります。

この例の場合は420,000円ですね。

これからも病院に通わなければならないのに
もちろん自分の保険を使って(3割負担)
これでは痛みに耐えたことや精神的な苦痛を
癒してくれませんね。

ひとつチェックを忘れてはいけないのは、
お医者さんで、もしかしたら自分の自動車保険や
生命保険、自転車保険などに「弁護士特約」が
付いているかもしれないので、調べたほうがいいと
言われました。

残念ながら、私のにはついていなかったのですが、
弁護士を使うと、慰謝料がグーンと上がる可能性が
あるんです。

特に障害が残ってしまった場合には、3倍から5倍の
差がでるそうです。

また、保険会社は自社で支払った医療費が約120万円を
越すと(これが約6ヶ月)一括対応の同意書のような
書面が送られてくるそうです。これは保険会社に全ての
対応を委ねることについて、同意を求めることを内容とした
書面です。

病院に対して治療費を支払う業務、後遺障害等級の申請作業、
自賠責保険と任意保険に対する対応など、全ての作業が
ここに含まれます。

後遺症の等級の申請は、申請者によって等級が下がる
可能性があるそうです。
特に保険会社は等級が低いほうが支払いが下がるので
なるべく等級が低くなるように申請するようです。

また、自賠責と任意保険では基本となる金額が違うので
このような書類が来たときには、後遺症があると思われる
時には、弁護士を雇ったほうが良いようです。

通常の場合、弁護士費用は保険会社から支払われた
金額から支払われるようです。支払われた金額の
2、3割が多いようです。

遺症がありそうな場合は必要な書類があるので、
早めに集められるものは集めておいたほうが良いようです。

私の場合もうすぐ6ヶ月にはいるのですが、まだ
額関節症がほとんど良くなっておらず、口を大きく
あけることができず、食べ物もやわらかいものしか
食べられないので、障害の申請が必要なようです。