色々やってみたことを紹介します。

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彫金 ミル留め

以前作成した指輪に石をミル留めしてキラキラ指輪を作ります。

まずは、穴を入れる場所を決定します。

石を入れる穴を三角形で結び、だんだんと増やしていく

今回は2㎜の色々な石を使います。(この時2mmの石を買っても少しの誤差があるので、一つひとつ直系を調べます。ちなみに私の石は1.9, 2.0, 2.1, 2.2などが混ざっていました。)

最初に1㎜の縦穴を開けて、その後石の大きさに合わせて削ります。

ミル留めは石を入れて縁をでつぶしながら留め金のようにして石を止めていきます。

ミルのトップには丸い穴が開いていて、これを穴の淵をグリグリして丸い留めをつくることが出来ます。

石と石の間を2.3㎜にします。

穴と穴との間隔は石留めの分も考慮して2.3cmにする。
最初に1㎜の穴を間隔をあけて正確に開ける
2cmの穴を開けたら石をはめて石に触れないぎりぎりのところをミルでグリグリ押して丸い石止めを作ります。

これを全部の穴を埋めるように繰り返します。

穴を広げすぎて石が落ちてしまったところは最後に置いておいて、円筒を作って穴に合わせて細くし、ここにはめ込みます。

線引き板とペンチを使います。

もう一度石に合わせて穴を開け、石を入れて留めます。

円筒を穴に詰め込み、もう一度石に合わせてミルで穴を開けて石をはめ込みます。

これで出来上がりました。

バチカンづくり

今回はバチカンの作り方を紹介します。

1.銀くずを溶かしてナゲットを作ります。

2.棒状に伸ばす

彫金ローラーの端にある溝を使って上のナゲットを棒状にしていく。

伸ばし機 (2) 

3.平にする

彫金ローラーの中央で1mmになるまで平たくする。

4.輪っかを作る

ペンチを使って輪っかをつくり、適当な形に形成する。

バチカン

5.ロウ付けする

切れ目をロウ付けし、きれいにみがきます。

バチカン  

彫金 ロウ付け

1.リングのロウ付け

指輪やバチカン などを作成する場合、切り目を埋めるために銀ロウを使って接合することを「ロウ付け」と言います。

銀ロウとは、母体の銀点の低い 金属(銅、亜鉛、カドミウム、ニッケル、スズを混ぜて、一種の接着剤として用いる事により、母材自体を溶融させずに複数の部材を接合させる ためのものです。

①バチカンや薄いリングの場合ペンチで適当な大きさの輪を作り、彫金用の糸のこで、切断します。

ペンチで、形を整え、切れ目をきれいに合わせるため、合わせ目を糸鋸で切ります。

切れ目をきれいに合わせます。

切れ目に酸化しないようフラックスを塗り、バーナーで火を当てた後、銀ロウを置いて、バナーで火を当てます。

ロウが解けたら、水で冷やします。

きちんと裏までつながっているかチェックし、酸で洗った後、表面を磨きます。