1.地金のナゲットを作る

まずインゴットやくず銀を溶かして地金を作ります

皿チョコ(耐火煉瓦製の器)に入れて加熱(960度ぐい)し、金型に入れ、水でさまします。

2.石枠用の板を作る

地金を作ったら今度はその地金を圧延ローラーで角棒にしていきます。
角棒にするには圧延ローラーの淵にある溝を使って大きいみぞから順に細い溝を使って適当な幅になるようにしていきます。

圧延ローラー  圧延ローラー

圧延ローラーには淵の方に角棒を段階的に細くできる部分があります。

適当な細さの棒ができたら、圧延ローラーの中央部分を使って、平らにしていきます。

ローラーの部分に、棒をまっすぐ入れると、幅はそのままですが、棒を斜めに入れると横幅を広くさせることもできます。

銀棒

幅8 mm 厚さ0.8 mm の板を作りました。

これを鉄台の上に置いて、まっすぐになるように木づちで叩きました。

角棒

角棒

3.石台を作る

角棒
正確な形にするために、板の縁を切り取ります。

石台

石に合わせて、板を大体の形に曲げて、輪を作り、重なったところを糸鋸で切ります。

この時、石よりも0.2 mm ほど幅広に作っておきます。

これはロウ付けをする時にきちんと両側を合わせることができるようにするため輪の切れ目を合わせて数回か糸鋸をいれ、切れ目が隙間なくきちんと合うようにするためです。

石座  石座 

4.ロウ付けをする

きれいに切り目が合わさったら、ロウ付けをします。

酸化しないようにフレックスをぬってから銀ロウをのせて、バナーでロウの周りから温めていくときれいに溶けます。


5.石留用の板を作る

残しておいた角棒を圧延ローラーにかけて、圧さ0.8mm幅1.2cmの板を作り、2cmの板を切り取る。

作った2枚の板を、溝台とや坊主で、枠に合わせて曲げます。

石枠に必要な部品が揃いました。

6.石枠にバンド留用の板をロウ付けする

横に付ける板の位置を確認します。

  

下の部分を1mmほど余らせて、ピンセットで固定します。

 

ピンセットで固定したら固定した板の片方からロウ付けします。

片方からフレックスをぬってロウ付けしても、もう片方までロウが流れて、しっかり接着しているか確認し、酸洗いをします。

それから、もう一つの板もロウ付けして、酸洗いをします。

ロウはあらかじめ火を当て、玉にしておくと早くきれいにとけますが、あまり火を当てるとかえって焼けてしまうことがあるので気を付けます。

   

 

7.指のカーブに合わせて削る

指の太さを図ります。

 

私の場合小指に合わせてリングを作りたいのでサイズ5に合わせます。

ある程度オーバル型のやすりで底側をけずったら、最後の仕上げにゲージ棒に目の細かい紙やすりを乗せて、指のカーブに合わせていきます。

     

指のカーブに合うように削りました。

  

8.リングを作る

加工しやすくするためなまします。

 

両淵の形の悪い部分を切り取ります。

   

溝台とや坊主リングになる部分を作る

輪になったら、指輪の形成をするために、仮ロウ付けをする。

9.糸鋸でリングの大体の形を作るため、不必要な部分を切り取る

10.リングの形を整える

粗目のヤスリでリングを形成する。

 

11.仮止め(ロウ付け)下部分をカットし、石枠の形に合わせる

12.石枠を装着する

リングを石枠に装着しながら、ピッタリ着くように細かいところまで削って、ロウ付けします。

13.リング部分の仕上げをする

リングの角を取り、磨き上げて石を付ける準備をする。

14.石を入れる

石を乗せてタガネで石にピッタリ止めて枠を磨いて出来上がりです。